アルメニア語
アルメニア語はインド・ヨーロッパ語族に属していますが、ギリシア語やアルバニア語と同様に独立の語派をなすものと考えられています。リシア文字とアラム文字の影響を受けたとされ、非常に独特の言語です。
主な使用地域

アルメニア語は黒海とカスピ海にはさまれたコーカサス地方にあるアルメニア共和国の公用語です。アルメニアはオスマン帝国時代に大規模な迫害に遭うなどして人々は世界に離散しており、アルメニア語 話者の総数はさだかではありません。かつて、ソ連を構成する国のひとつだったため、ロシアなど他国にも話者がいるとされています。
この言語の特徴(文字・発音・文法)
なによりアルメニア語の大きな特徴は、その独自の文字にあります。ギリシア文字とアラム文字の影響を受けて4、5世紀頃に文字が編纂されたといわれ、ほとんどそのままの形で現在も用いられています。 また39文字のアルファベットを用い、子音が30の子音を持つのはインド・ヨーロッパ語族のなかでもかなり多いほうです。動詞の活用体系も変化に富んでいます。 東方言と西方言に大別されますが、文字は同じです。
はじめて学ぶ方へ
アルメニアは世界で始めてキリスト教を国家宗教とし、アルメニア語訳の聖書は「翻訳の女王」と証されるなど宗教的にも大きな功績を残しました。しかしオスマン帝国時代からトルコ共和国時代に大規模な迫害にさらされるなど、民族として多くの苦難を経験しています。そうした数々の歴史背景をもったアルメニア語は日本人になじみのうすい言語のひとつですが、その美しい文字や表現に富んだ言葉に惹かれ、愛好して学ぶ方が少なからずいます。




















