古典ヘブライ語

古典ヘブライ語の基幹を成すのは、旧約聖書(ユダヤ語聖書)の言葉です。もともとはアフロ・アジア語族の古いセム系の言語で、カナン地方に移住したと言われるヘブライ人(後のイスラエル人・ユダヤ人)によって使われていました。古代の聖書ヘブライ語は "Lashon HaKodesh" すなわち「聖なる言葉」という名前で知られています。しかし、次第にオリエント世界の共通語であったアラム語に取ってかわられ、旧約聖書の一部もアラム語で記述されました。紀元70年のユダヤ人の世界離散(ディアスポラ)が起こってからは、古典ヘブライ語はユダヤ教の宗教儀式においてのみ使用されるのみで、一般的な話し言葉としては使われなくなりました。

主な使用地域

古典ヘブライ語は、ユダヤ教の宗教儀式において使用されるのみで、一般的な話し言葉としては使われていません。

この言語の特徴(文字・発音・文法)

古典ヘブライ語はヘブライ文字で右から左へ向かって横書きします。ヘブライ文字は、カタカナに似ていますが、アルファベットで書くのは子音のみで、母音は子音の脇にそえて書きます。基本的な母音は、a,e,i,o,uと読むことができるので、日本人には比較的発音しやすい言語です。また、古典ヘブライ語は印欧語と異なり、動詞には現在・過去・未来などの時制がなく、そのかわりに完了形と未来完了形を用います。

はじめて学ぶ方へ

旧約聖書の言語である古典ヘブライ語を習得すれば、キリスト教の背景を形成する旧約聖書の世界のみならず、ユダヤ教やその歴史への理解も深まるに違いありません。

その他

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