チェコ語
チェコ語はチェコ共和国の公用語で、インド・ヨーロッパ語族スラヴ語派に属しています。このスラヴ語は南、西、東の3つのグループに分かれており、チェコ語は西スラブで、同じグループにはスロヴァキア語とポーランド語があります。特にスロヴァキアは以前同じ国だったこともあり、チェコ語とはあまり違いません。ロシア語やウクライナ語は東スラヴ、セルビア語やクロアチア語は南スラヴのグループに属しているので似ているところがあります。
主な使用地域

チェコ語はチェコ共和国の公用語です。チェコ共和国の人口約1000万人のうち9割以上がチェコ人でチェコ語を話しています。チェコ以外で一番チェコ語が話されているのはスロヴァキアです。また規模は小さいですが、その他の近隣諸国やアメリカ、オーストラリア、カナダなどの一部にあるチェコ人のコミュニティーでもチェコ語が話されています。
この言語の特徴(文字・発音・文法)
チェコ語はラテン文字(ローマ字)を使い、一音一文字の原則がほぼ守られている言語です。また日本語と同じく母音が5つです。アクセントも最初の音節(ほとんどは最初の母音)にあると決まっています。
日本語と比べて大きな違いは、名詞の変化にあります。たとえば「本」という名詞は日本語では「本」のみで、文章中では格助詞がついて主語や目的語であることを示します。英語では単数・複数の区別「book」と「books」があります。チェコ語はこれに対して、単数・複数の区別や文章中で「本」がどのような役割を担っているのかを語尾変化で表します。役割は7つに分けられていて、格といいます。つまり7つの格が単数・複数とあるので、1つの名詞には14の変化があります。さらに、名詞につく形容詞なども名詞の変化に合わせて変化します。名詞に比べて動詞はシステムが単純です。時制も現在、過去、未来しかありませんし、形態も複雑ではありません。
はじめて学ぶ方へ
チェコ語は基本的にローマ字をそのまま使用するので、特別な文字を覚える必要がありません(ただし記号がつくことがあります)。母音は〔i,e,a,o,u〕の5つのみです。唇をまるめ突き出して発音する〔u〕以外は、日本語と同じ発音でかまいませんので、日本人にとって発音しやすい言語といえます。子音には2,3特徴的な発音がありますが、あまり問題がありません。




















