ヒンディー語

ヒンディー語はインド・ヨーロッパ語族のインド語派に属し、ゲルマン語派の英語、ロマンス語派、スラヴ語派のロシア語と同じ系統になります。とりわけイラン語派のペルシャ語、ネパールの公用語であるネパール語、インドとパキスタンの一部で話されるウルドゥー語とは近い関係にあります。およそ4000年前にアーリア人がインドの西北部に侵入した頃から、長い歴史の中で他の民族や言語の影響を受けながら現在の姿になりました。

主な使用地域


ヒンディー語はインドの公用語の1つで、インド国内で最も使用される言語です。インド国内の話者は4億人近いとされ、中国語、英語に続き世界で3番目に多く使用されています。またネパールなどの近隣諸国にも話者がいるとされています。

この言語の特徴(文字・発音・文法)

ヒンディー語はインド系文字の1つデーヴァナーガリー文字を使います。このデーヴァナーガリー文字は古代インドの精密な音声学知識に基づいた非常に科学的なつくりとされ、ヒンディー語のほかにもネパール語、マラーティー語にも使用され、またインド系文字は言語系統の違いを超えて南アジアで広く使われています。また発音には独特の反り舌音があります。
語順は英語と同じでS(主語)+V(述語)+O(目的語)です。文法には男性・女性、単数・複数の区別などがありますが、サンスクリット語に代表される古期インド語派と比べると明快な形です。

はじめて学ぶ方へ

ヒンディー語は世界的に3番目に話者の多い言語であり、また経済的にも成長著しいインドの公用語として近年日本でも学習者が増えている言語の1つです。文字が独特のインド語系であることから難しい印象をもたれがちですが、実は日本語の五十音図と配列が似ています。文法も規則が一定ですので、規則で理解できるという点がインドらしい言語といえそうです。

その他

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