ブラジル・ポルトガル語

ブラジル・ポルトガル語はフランス語やイタリア語などと同じくロマンス諸語とよばれる、ラテン語を始祖にもつ言語です。このブラジル・ポルトガル語という言葉は、ポルトガル語がブラジルでも使用されていることから便宜的に名づけられています。ポルトガルとブラジル双方の言語には発音や語彙に若干の差異があるだけでほとんど変わりません。

主な使用地域


ブラジル・ポルトガル語はポルトガルとブラジルの公用語として使用されています。そのほかにも、アンゴラ、モザンビークなどアフリカの旧ポルトガル領諸国の公用語としても使用されています。

この言語の特徴(文字・発音・文法)

ブラジル・ポルトガル語は文字にラテン文字を使います。1911年以後の正字法改革に基づいているので、文字と発音の対応ははっきりしています。また、アクセントは強弱で、強勢を受けた母音は長く発音され、位置によって単語を区別します。また鼻母音が多いことも重要な特色です。 文法は、他のロマンス諸語の文法構造とかなり似ています。このブラジル・ポルトガル語に特徴なものとしては、人称不定詞とよばれる人称語尾が設備された不定詞の存在、一部の名詞、形容詞、動詞の変化形が語尾の変化だけでなく語幹の母音の変化も伴うことなど、ロマンス語の古い性格を保っているといえます。

はじめて学ぶ方へ

江戸時代に長崎の出島でオランダやポルトガルの一部の商船だけが貿易を許されていた江戸時代、日本がはじめて接触したヨーロッパ語がポルトガル語でした。パン、カステラといった生活の思わぬところに、現在もブラジル・ポルトガル語の単語が用いられています。歴史的にも付き合いの長いこのブラジル・ポルトガル語は、なにより音節の構造が比較的単純なので、発音での困難はほとんどありません。

その他

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