サンスクリット語
インド・ヨーロッパ語族のインド派に属する言語。古代・中世にインド亜大陸や東南アジアで用いられていました。サンスクリット(Sanskrit)とは原語でサンスクリタといい「完成された言語」「純正な言語」を意味しています。
サンスクリットは、古来インドにおいては政治から宗教文化に至る様々な面で歴史的に重要な役割を果たしてきました。『ラーマーヤーナ』や『アーユルヴェーダ』、ゼロの発見など、叙事詩や医学・数学・天文学などを始めとするインドの英知がそれです。日本では、「梵語」とよばれて、仏教経典や真言・陀羅尼を記述する言語として知られています。
主な使用地域
サンスクリット語は、古代・中世にインド亜大陸や東南アジアで公用語に用いられていました。
現在でも、習得する人が多く、学問や宗教の場で生き続けています。
この言語の特徴(文字・発音・文法)
サンスクリット語の表記に現在は、デーヴァ・ナーガリー文字(ヒンディー語、マラータ語、ネパール語など現代語の表記にも使用されています)が用いられています。それで書き表されるサンスクリット語のアルファベットは、14の母音と33の子音という計47の字母およびVisarga(ヴィサルガ)と呼ばれる気音、Anusvara(アヌスヴァーラ)、Anunasika(アヌナーシカ)と呼ばれる特別の鼻音により校正されています。
サンスクリットは、紀元前5世紀頃に、文法家パーニニ(B.C.5)によって、3996のスートラ(文法規則)にまとめられました。これが世界最古の文法書『アシュタ・アディヤーイー』(8巻より成る文法書)です。
古代インドにおいてサンスクリット語がどのように発音されていたかを正確に知ることは難しいといわれています。
はじめて学ぶ方へ
古代インドの哲学・文学・宗教・社会を知るのに不可欠なサンスクリット。現代では使われていない上、日本語とはまったく異質な性格があるため「難しい」というイメージが強いと思います。
朝日カルチャーセンター・朝日JTB文化交流塾では、毎年4月には初心者対象のサンスクリット語入門クラスを用意しております。1年間でサンスクリット語の基礎を学ぶコースです。




















